一般数値関数



+ &rest numbers [関数]
numbersの和を返す。


- num &rest more-numbers [関数]
もし more-numbers が与えられたとき、numより引く。 そうでないとき、num は符号反転される。


* &rest numbers [関数]
numbersの積を返す。


/ num1 num2 &rest more-numbers [関数]
num1 を、num2more-numbersで割り算する。 全ての引数がintegerのとき、integerを返し、 引数に1つでもfloatがあったときは、floatを返す。


abs number [関数]
numberの絶対値を返す。


round number [関数]
numberの小数第1位を四捨五入し integerを返す。 (round 1.5)=2, (round -1.5)=2.


floor number [関数]

numberの小数を切捨てる。 (floor 1.5)=1, (floor -1.5)=-2.


ceiling number [関数]

numberの小数を切り上げる。 (ceiling 1.5)=2, (ceiling -1.5)=-1.


truncate number [関数]

numberが正のときは切捨て、負のときは切り上げる。 (truncate 1.5)=1, (truncate -1.5)=-1.


float number [関数]

numberfloatにして返す。


max &rest numbers [関数]

numbersの中から、最大値をさがす。


min &rest numbers [関数]

numbersの中から、最小値をさがす。


make-random-state &optional state [関数]

random関数のrandstateのためのrandom-stateオブジェクトを返す。 もし staterandom-stateのとき、そのオブジェクトのコピーを返す。 stateがTのとき、ランダムに初期化された新たなオブジェクトを返す。 そうでないとき、現在の*random-state*のコピーを返す。


random range &optional (randstate *random-state*) [関数]

0あるいは0.0 から rangeまでの乱数を返す。 もし rangeintegerのとき、 integer に変換して返す。 そうでないとき、float を返す。 オプションのrandstate は、決まった乱数列で表される。 randstateに特別なデータの型はなく、 2つの要素からなる 整数ベクトルで表される。


incf variable &optional (increment 1) [マクロ]

variable は一般の変数である。 variable は、incrementだけ増加され、 variableに戻される。


decf variable &optional decrement [マクロ]
variable は一般の変数である。 variable は、decrementだけ減少され、 variableに戻される。


reduce func seq [関数]

2変数操作のfunc関数を用いて、seqの中の全ての要素を結合させる。 例えば、(reduce #'expt '(2 3 4)) = (expt (expt 2 3) 4)=4096.


rad2deg radian [関数]

ラジアン値を 度数表現に変換する。 #R は同じものである。 EusLisp の中での角度の表記はラジアンであり、 EusLisp 内の全ての関数が要求する角度引数は、ラジアン表現である。


deg2rad degree [関数]

角度値をラジアン表現に変換する。 また #D でも実行できる。


2016-04-05