デバッグ補助



describe obj &optional (stream *standard-output*) [関数]

describeはオブジェクトのslotごとの中身を表示する。


describe-list list &optional (stream *standard-output*) [関数]

list内のそれぞれの要素にdescribeを実行する。


inspect obj [マクロ]

inspectdescribeの対話版である。 オブジェクトのそれぞれのslotを表示するためにサブ命令を受けたとき、 slotの中に深く入ったりあるいは新しい値をslotに設定したりする。 '?'命令でサブ命令のメニューを見ることができる。


more &rest forms [関数]

*standard-output*にテンポラリーファイルを結び付けて formsを評価した後、そのテンポラリーファイルをUNIXの'more'命令 を使用して*standard-output*に出力する。 moredescribeのような関数によって発生した長い出力を 見るときに役に立つ。


break &optional (prompt ":: ") [関数]

breakループに入る。 現在バインドされている環境が実施されている間、入力の前に","を付ける ことによりローカル変数を見ることができる。 breakを終了したいとき、control-Dを入力する。


help topic [関数]

helpは、topicに関して短い説明を表示する。 topicは、ふつう関数symbolである。 文章はKCLのマニュアルから借りているため、説明がEuslisp関数のものといつも 合っているとは限らない。


apropos key [関数]

aproposは、関数や変数の正確な名前を忘れていて、その一部あるいは 不確かな名前しか知らないときに役に立つ。 symbol-nameの中に部分文字列としてkeyを含むすべてのsymbolを表示する。


apropos-list key [関数]

aproposと似ているが表示はしない、しかしリストとして結果を返す。


constants &optional (string "") (pkg *package*) [関数]

pkgの中に定数として定義されstringと合うsymbolをすべてリスト 出力する。


variables &optional (string "") (pkg *package*) [関数]

pkgの中にグローバル値として割り当てられstringと合う symbolをすべてリスト出力する。


functions &optional (string "") (pkg *package*) [関数]

pkgの中にグローバル関数として定義されstringと合う symbolをすべてリスト出力する。


btrace &optional (depth 10) [関数]

depthレベルの履歴を呼び出し表示する。


step-hook form env [関数]


step form [関数]
steptraceは関数の上でのみ正確に働く。マクロや特殊書式では 働かない。


trace &rest functions [関数]

functionsのトレースを始める。 functionsが呼び出されたときはいつでも、その引き数と結果を表示する。


untrace &rest functions [関数]

トレースを終了する。


timing count &rest forms [マクロ]

formscount回実行し、formsの1回の実行に要する 時間を計算する。


time function [マクロ]

functionによって経過した時間を測定し始める。


sys:list-all-catchers [関数]

すべてのcatchタグを返す。


sys:list-all-instances aclass [scan-sub] [関数]

すべてのヒープの中からaclassで指定されるインスタンスをすべて 探し、集める。 もし、scan-subがNILなら、aclassの確実なインスタンスを リストする。そうでなければ、aclassのインスタンスあるいはサブクラス が集められる。


sys:list-all-bindings [関数]

バインドされるスタックを探し、 アクセス可能な値すべてをリストで返す。


sys:list-all-special-bindings [関数]

スタックを捜し、値をすべてリストアップする。


2016-04-05