重心ヤコビアン

重心ヤコビアンは 重心速度と関節角速度の間のヤコビアンである. 本論文ではベースリンク仮想ジョイントを用いるため, ベースリンクに6自由度関節がついたと考え ベースリンク速度角速度・関節角速度の 重心速度に対するヤコビアンを重心ヤコビアンとして用いる. 具体的には, ベースリンク成分 $ M$$ _{B}$と 使用関節について抜き出した成分 $ M$$ _{\dot{\mbox{\boldmath {$\theta$}}}}^{\prime}$ による運動量ヤコビアンを 全質量で割ることで重心ヤコビアンを計算する.

$\displaystyle \mbox{\boldmath {$J$}}$$\displaystyle _{G} = \frac{1}{M_{r}} \left[ \begin{array}{cc} \mbox{\boldmath {...
...oldmath {$M$}}_{\dot{\mbox{\boldmath {$\theta$}}}}^{\prime} \end{array} \right]$ (39)



2016-04-05