微分運動学方程式を求める際の条件を以下に示す.
- マニピュレータの本数
本
- 全関節数
個
- マニピュレータの先端速度・角速度ベクトル




- 各関節角速度ベクトル


- 関節の添字和集合
ただし,マニピュレータ
の添字集合
を用いて
は
と表せる.
に基づく関節速度ベクトル
とする.
運動学関係式はEquation
のようになる.
![\begin{displaymath}\left[
\begin{array}{c}
\mbox{\boldmath {$\xi$}}_0 \\
\vdots...
...ot{\theta}_0\\
\vdots\\
\dot{\theta}_{N-1}
\end{array}\right]\end{displaymath}](jmanual-img222.png) |
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(28) |
小行列

は以下のように求まる.
ここで,

はEquation
のもの.
Equation
を単一のマニピュレータの
逆運動学解法と同様にSR-Inverseを用いて関節角速度を
求めることができる.
ここでの非ブロック対角ヤコビアンの計算法は,
アーム・多指ハンドの動作生成
14に
おいて登場する運動学関係式から求まるヤコビアンを
導出することが可能である.
2016-04-05