リンク間重複があるヤコビアン計算と関節角度計算

微分運動学方程式を求める際の条件を以下に示す. とする.

運動学関係式はEquation [*] のようになる.


\begin{displaymath}\left[
\begin{array}{c}
\mbox{\boldmath {$\xi$}}_0 \\
\vdots...
...ot{\theta}_0\\
\vdots\\
\dot{\theta}_{N-1}
\end{array}\right]\end{displaymath}     (28)

小行列 $ J$$ _{i,j}$は以下のように求まる.


\begin{numcases}
{\mbox{\boldmath {$J$}}_{i,j}=}
\mbox{\boldmath {$J$}}_j
& if ...
...nt $\in$\ $i$-th link array\\
\mbox{\boldmath {$0$}} & otherwise
\end{numcases}
ここで, $ J$$ _j$はEquation [*] のもの.

Equation [*] を単一のマニピュレータの 逆運動学解法と同様にSR-Inverseを用いて関節角速度を 求めることができる.

ここでの非ブロック対角ヤコビアンの計算法は, アーム・多指ハンドの動作生成 14に おいて登場する運動学関係式から求まるヤコビアンを 導出することが可能である.



2016-04-05